映画「ドライブ・マイ・カー」を観てきた

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自宅 ➡︎ 四万十町 ➡︎ 高知市(120kmくらい)

土曜日の昨日は、自宅から車で1時間の四万十町窪川でボランティアのおもちゃ病院

最近バイクに修理道具を乗せて行ってたけど、午後から雨予報なので車で行きました。

ついでに高知市まで更に1時間走って、映画を観てきた。

作品はあの「ドライブ・マイ・カー」

オスカーも獲った作品で、しかも1日1回上映なので「混むかも」と思いましたが、

うつなつ

うつなつ

朝予約したら、私で3人目!

高知県の過疎をなめたらいかんぜよ!

ジロさん

ジロさん

昔はわが四万十市にも映画館が3館あり、県内津々浦々に小さな映画館もあったようですが、

今では高知市に「TOHOシネマズ」「あたご劇場」の2館、

県西部の安芸郡安田町に「大心劇場」というレトロな映画館の合計3館が残るのみです。

窪川駅前のおもちゃ病院を13:30頃に片付け、高知市へ向かいました。

時間に余裕があるので、無料区間のみ高速を使って1時間で高知市内へ。

高知城の近くに車を停めて、お昼を食べる予定ですが、

駐車料金を無料にするために、18回目の献血へ行きました

ふりかけをもらった(笑)

帯屋町のアーケードを歩いてお目あての「土州屋」に行くが、昼の営業終了後。

うつなつ

うつなつ

魚介系を久々に食べてみたかったのですが残念です。

TOHOシネマズ高知へ

そのまま車に戻ってTOHOシネマズのあるイオン高知に向かいます。

イオン内にあるケンタッキーでSランチ(500円)を注文。

14時とかなり遅い昼食になりました。

じつは先週から食事を減らしてまして、1日1食は無理としても2食にならないかと

徐々に慣れてきたので、今日もそれほど辛くなかったです。

(映画の後、帰宅してからもヨーグルトのみで寝ました)

久々のケンタッキーは「これぞフライドチキン」と感じで、

うつなつ

うつなつ

美味しいけど手がギトギトになります

3階のTOHOシネマズのロビーで待ってたら、17:05の上映が近づいてきたので入場。

さすがに3人ではなかったけど、スクリーン8(定員160人)で17人の入場でした。

映画の内容について(ネタバレあり)

独断的オススメ度は、⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 7

正直な感想を言うと、

うつなつ

うつなつ

やっぱよく分からなかった

面白くないのかと言われると、そうではなくあっという間の3時間でした。

分かりやすい映画ではないと聞いてはいたけれど、登場人物たちの心の傷や後悔、

多くのパートを占めるチェーホフの2つの作品の劇中劇の練習。

東京から広島へ、そして北海道へのドライブ。

全てが明確に状況やセリフで語られないので、何度か観ないとその奥の深みは私にはわからない。

うつなつ

うつなつ

歳とともに、自分が思ってたより単純だったと気づきました

村上春樹さんの小説がベースらしいけど、私は「海辺のカフカ」より後の作品を読んでない。

淡々としたストーリーの中に、普通にエロをぶっこんでくるのが村上さんぽい(R−18です)。

空き巣のエピソードも、すごく村上ワールドだと感じました。

主人公の家福(西島秀俊)夫婦は、都会で暮らし人も羨む職業で幸せそうだけど、

分かり合えない見せない部分(あたりまえだけど)があり、

対比して描いたのか、広島に暮らす韓国人夫婦が幸せそうでホッとします

村上春樹さんの登場人物は、本人が好きだからなんだろうけど、仕事を皆しっかりと完遂する。

岡田将生さん演じる高槻耕史のみが唯一はみ出してしまうのだけど、

それでも役者としては(岡田将生としても高槻耕史としても)良い役と演技です。

ドライバー渡利みさき役の三浦透子さんは、小さくなった小池栄子さんかと思ったけど(笑)、

少ないセリフでとても存在感がある存在です。

うつなつ

うつなつ

ラストで幸せそうにサーブ900を運転していて良かった

今朝見たレビューに「演劇のセリフが、その時の本人たちの気持ちを代弁してる」

というのがあったので、次はそう思って観ようと思います。

ロケ地の広島について

広島好きなので嬉しかったです。

主人公たちの失意と再生を、原爆から再生した広島に重ねているらしい。

広島国際会議場の地下駐車場が出たり、グランドプリンスホテル広島や、

市内のいろんな場所が出てきます。

特に印象的だったのが、「好きな場所があれば連れて行ってくれ」と言われて渡利が向かった、

広島環境局中工場

ゴミ処理場なのですが、原爆ドームと原爆死没者慰霊碑を結ぶラインの南にあり、

それを妨げないために吹き抜けを作ったそうです。

2人が語り合うその外の吉島釣り公園とともに、次回行ってみたくなりました。

演劇祭の事務局が主人公の家福に用意した宿は、やっぱ調べたらとびしま海道でしたね。

私も2017年に行った、大崎下島の御手洗地区

その海沿いにある「閑月庵新豊」という宿でした。

2階の客室から見える、瀬戸内海の穏やかな海が良い感じです。

うつなつ

うつなつ

いつかはこんな宿も泊まってみたいけど、、、

「いつか」って言ってるようじゃ無理やね

ジロさん

ジロさん

自分への宿題

なにかをしたら感じたことを忘れず、無理しない範囲でアウトプットしていこうと思ってます。

この映画を見て思ったのは、

  • 次観るときは劇のセリフに注意して観よう
  • 「1Q84」以降の村上作品も読んでみよう
  • チェーホフの作品も読んでみたい
  • また広島に行って、映画に出た場所に行ってみたい
  • 「閑月庵新豊」にいつか泊まってみる
  • 自分にとって乗り続けたい車(バイク)は何かを考える
うつなつ

うつなつ

いつになるか分からないですけどね、、、

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