最近キャンプ場が賑やかなので、キャンプ場以外での野宿が増えてます。
実はキャンプ場でテントを張るようになったのは、子供が生まれてのファミリーキャンプから。
テントや寝袋は二十歳前後から持ってはいましたが、学生時代のサイクリング同好会とかでは、
暗くなるまで目一杯走ってからテント泊に適当な場所を、本当に「適当に」探してました。
普通の河原や松原、バスターミナルのベンチ・無人駅とかは良い方で、
別府市街地の河原で張ったり、朝起きてみたらドライブインの駐車場だったことも。
もちろんずっとゴミや痕跡は残さず、暗くなってから張って朝早く撤収を心がけています。
最近はグーグルストリートビューで下調べができるので助かってますが、
それでも深夜にも人が多かったりして、寝られなかったことも多いです。
うつなつ
その分「当たり」の場所だとキャンプ場以上に嬉しいかも
今まで野宿した中で、「あ、これは失敗した」と思う場所を、
もう泊まらないので(笑)場所入りで書いていこうと思います。
目次
野宿に向いてない場所
昔のように「暗くなってから行き当たりばったりで探す」方法だと、
良い場所が見つかる訳ないですよね。
しかしスマホが無く、ネットも一般的じゃない時代、それしか方法がなかったからしかたない。
橋の下とか(意外にうるさいです)、バス停(もちろんうるさい)とかで寝たことも多いです。
やっぱりトイレと水道があると嬉しいので(絶対必須ではないですが)、
海や山の公園とかで寝ることが多くなりましたが、そんな場所は元気な若者が集まる(笑)。
20代の時に九州に友人と2人で行って公園でテントを張り、「そろそろ寝ようか」と言う時に、
シャコタンの車が10台くらいブイブイと入ってきて、
うつなつ
いやいや、どうする〜!
と思っていたら、降りてきたバリバリのヤンキーな方が、
「どこから来たとですか〜」とにこやかに話しかけてくれました。
街中から離れてれば良いかというと、水道が使えなかったり買い出しに不便だったり、
実は私があまり寂しい場所は苦手だったりと、その匙加減が難しいです。
キャンプ場でも、無料であまりに寂れたキャンプ場でファミキャンした結果、
トイレは汚く、夜中に動物(たぶん鹿)の足音が気になって眠れず、
うつなつ
それ以来、娘たちはキャンプに行ってくれなくなりました
野宿予定のツーリングに行くときは、上述のようにグーグルのストリートビューを使い、
野宿できそうな場所を何ヶ所か候補を決めて行きます。
あとは当日実際に見て決めれば、初めての場所でもなんとかなる事が多くなっています。
では実際の失敗例を。
キャンプ場じゃない場所で野宿しているので、けしてその場所や施設が悪いわけでは無くブログ主の責任です
もちろん「試してみて」と推奨してる訳でもありませんので、あくまで自己責任で
ジロさん
3位 長部田海床路(熊本県)
2020年の7月に野宿しました。
うつなつ
行きたかった場所で、雰囲気は最高に良いんです
東屋もあるし、暗くなってからトイレの脇にテントを張ったのですが。
思ったよりも観光地だったのと、なにより夏の若者のエネルギーを舐めてました(笑)。
深夜過ぎても何組もが海床路を見に来たり、花火をしに来たり、
3時頃には男女8人くらいのグループが、濡れながら大騒ぎで水没した海床路を歩くので、
もう諦めて起きてコーヒー淹れて飲んでました。
うつなつ
私の観察結果によりますと、グループに異性がいる場合、
男は「やんちゃ自慢」✖️2倍、女は「キャーキャー」✖️2倍、
そして男女とも「声の大きさ」✖️3倍となっております。
「テント内で睡眠してる人がいる」という事まで思考がいくのかいかないのか、
「あ〜キャンプしてる!」と大きな声で言いながら通るんですよね(笑)。
この翌日は島原市で野宿しましたが、寝不足で豪雨でも熟睡してました。
2位 城岬公園(香川県)
2015年の7月に野宿しました、この頃はセローでしたね。
今振り返ってみたら、「高松市の近く」「海沿い」「駐車場あり」で人が来る要素ありありですね。
21時過ぎてから、天気も怪しかったので東屋の中に張らせてもらったのですが、
それからカップルが来るわ来るわで、なかなか寝られませんでした。
ラブラブトークをしながら、何をするつもりなのか東屋に来たらテントが張ってある。
「あ〜キャンプしてる!」と大声で驚いてUターンとなる訳です。
うつなつ
東屋のベンチは空いてるので、続けてもらっても私はかまわないのですが、、、
当日のカップルの皆様、邪魔をしてすみませんでした。
1位 妙高市あたりのバス停(長野県)
1996年のGWみたいなんで、もう27年前ですね。
写真(フィルムのです)を見てたら懐かしかったので、旅程を辿ってみます。
だいたいこんなルート⬇︎かな。
今だったら能登半島を直接目指すと思いますが、若かったのでなかなか欲張ってますね(笑)。
当時住んでた埼玉県の自宅から、たぶん相模湖を経由して富士五湖周辺へ、
静岡市で登呂遺跡を見たのちに大井川鐵道沿いに北上し、能登半島をぐるっと回って、
軽井沢を経由して帰宅するという、4泊5日のルートでした。
うつなつ
当時はブログも書いてないし、かなりうろ覚えですが
買ったばかりの1996年型CRM250Rに荷物を固定して、リュックを背負って4/29に出発!
この時もすべて下道を走ってると思います。
今グーグルマップで調べたらこの辺り⬇︎でしょうかね、メチャ変わってるけど。
精進湖、本栖湖を経て西へ。
国道300号で富士川を渡ったみたいです。
現在は橋も変っててこんな感じ⬇︎、山と稜線でなんとかみつけた。
静岡市へ南下する途中で1泊目だったようです。
夕食は麻婆春雨で、今でも好きです。
翌4/30は静岡市内の登呂遺跡へ。
その後は大井川鐵道沿いに北上。
今より自撮りしてるな
ジロさん
通行止めも多いけど、林道もちょこちょこ走りつつ能登を目指してます。
この夜は山中の駐車場みたいな場所で野宿。
何を食べたかは覚えてないけど、この頃持って行ってたラジオを聴きながら寝たのを覚えてます。
うつなつ
今はそんな元気もなく、少しだけ本読んで就寝
翌朝(5/1)どこかのダム。
この日は奈良井宿に行ってます。
なかなか能登にたどりつかない、、、
ジロさん
この景色もグーグルストリートビューで探したら、ありました!
この日は中山道の鳥居峠までCRMで上がったりしてますが、写真が少ないです。
どこかの町の河原で野宿。
確か夕方になって、桜がきれいなのに誘われて河原を走り、出店とかも出ていたのですが、
外れの人気のない場所に張ったと記憶しています。
5/2はいよいよ能登半島へ。
行きたかった(能登行ったのはこの時1回です)、なぎさドライブウェイへ。
海が見える場所で、事前に購入した「ますの寿司」を堪能してます。
能登半島の海岸線を時計回りに、
と回って、夕暮れが迫ってきたけどテントの場所が決まらない。
展望台っぽいところに張ろうと思ったけど、ライトを点けてみたらフナムシがゾロゾロと!
さらに先に進むうちにガソリンが予備になってしまって、
野宿場所よりもGS探すのが目的になってしまいました。
予備はたぶん2Lもないと思うけど、アクセル固定して6速定速で走ったら、
なんとGS発見するまで、2スト250ccなのに70kmほど走れてしまいました。
ガソリンの心配は無くなったので、なかばヤケクソになって能登半島を回りきり、
糸魚川近辺までやってきました。
糸魚川からか、上越からかは忘れたけども南下。
寒さと眠気でもういい加減寝たいので、国道を横切る地下道で寝ようかと入ってみましたが、
思ったより不気味だったので、この期におよんでもふんぎりがつかず、
結局、午前3時くらいから国道沿いのバス停のベンチに座って、下半身だけシュラフに入り、
寒さに震えながらウツラウツラと少しだけ寝たのでした。
うつなつ
とても前置き長かったのに、大した話じゃなくてすみません
翌日は軽井沢(碓氷峠)経由で自宅まで帰ったみたいです。
おぎのやの釜めしを食べたと思うけど、写真はない。
うつなつ
今は前述の通り下調べしていくけど、もしこんな状態になったら近くにあるならネットカフェ利用ですね〜