- 2016年6月11日(土)〜 6月12日(日)
- 高知・徳島
- スーパーカブ110
- 走行距離 この頃は記録取ってなくて不明
- ソロツーリング
スーパーカブ110を2016年3月に中古で購入し、このバイクで初めてキャンプツーリングした時のものです。
小排気量とはいえ、長距離走れるバイクを手に入れて、この頃からキャンプツーリングにハマっていきます。
目次
1日目(6 / 11)自宅 〜 徳島
R439全走破!
今回の目的は酷道R439全走破と、ついでに(笑)美馬での四国エンデューロ応援。
土曜の朝5時に、四万十市内のR439終点の交差点をスタートしました!
徳島市内の始点まで、ウィキによると総延長348.3km。
セローで8割がた走ったことはあったけど、全線一気は初めてなので気合いが入ります。
昨夜はやっぱりワクワクして眠れず、もうすでに眠い気がする、、、
大丈夫!「意味の無い事をがんばれない人間に、意味ある事はがんばれない」とさっきラジオで言ってた。
なんのこっちゃ、、、
ジロさん
自宅から15kmほど北に走ると、杓子峠に向かってさっそく狭い道が始まります。
早朝でもあり、対向車にはほとんど会いません。
うつなつ
酷道なんで、昼間でも少ないんですけどね、、、
これは進路じゃないけど気になったんで降りてみました、川は檮原川。
津田ダム湖畔には、まだ少し朝霧が。
R197に合流して、近くにある半分の大わらじを見に行きます。
「これを履くような大男がいるぞ、半分しか出来ていない今のうちに出て行け!」
と悪病神を追い払おうとするものらしいです。
四国カルストの脇を通ってまだまだ北上します。
仁淀川町のR33重複区間と、いの町のR194重複区間を通過。
うつなつ
重複区間から狭いR439へ入って行く時がちょっと快感
昼ご飯は大盛りで有名なひばり食堂に行ってみようと思ったのですが、まだ10時前なんですよね〜。
しかたないのでそのまま走って、右折でまたR439に入ります。
この先から徳島県境の京柱峠までも、集落内の狭路が有名ですが、
もともとそんな道が好きだし、カブなんで気にしない~。
よく考えたら今回のツーリング、距離の割には高知〜徳島の2県のみを走ります。
四国カルスト近くで愛媛まで約3km、美馬モーターランドに至っては殆ど香川県ギリギリなんですが。
京柱峠に到着!
晴れたり曇ったりですが、なんとか降らずにもってます。
峠の店では、しし肉うどんが有名ですが、今日は絶景を見ながらカロリーメイトを1袋。
現在11時、まだまだ先は長いです。
峠を下ってさらに東へ。
いつもギクっとする(特に夜は)かかしの里では、住民より多いというかかしがお出迎え。
花の中でいい感じ、、、
いいもの持ってます(笑)。
そして剣山登山口の見ノ越に到着、今日は登りませんが。
ここから先、よく工事中で通行止めになってるんですが、
8トン以下は通行可らしいので、
うつなつ
カブ+私はセーフ!
このルートでやたらと目につく標識に、
「コリトリ ◯km」というのがあって、なんと500m毎にあります。
帰って調べてみたら、なぜか宮内庁が設置したとか、「古里鳥」説や「垢離取」説があったり、
果ては剣山にはソロモンの秘宝(アーク:聖櫃)伝説まであるとか、訳がわかりません。
徳島市が近づいてきて、遂にR439の起点、R11、R55との交差点に遂に到着しました!
時刻はちょうど14時半でした。
遅い昼食は、まだ行ったことがなかった徳島ラーメンの老舗へ。
うつなつ
う〜ん、割と普通、、、
スタンダードを守るのが、老舗たる理由なのかもしれませんが、
後発がどんどん冒険する中、その地位を守るのが難しいのはどの世界でも同じなんでしょうか。
単に私が期待しすぎただけ?
美濃田の渕キャンプ場へ
徳島市から西へ戻ってキャンプ場を目指します。
せっかくなんで、なるべく吉野川の川沿いを走りましょう。
写真の堰の対岸からは、2ストの走行音が響いてたんでコースでもあるんでしょうか。
本日の寝床は吉野川ハイウェイオアシスに併設された美濃田の淵キャンプ場(無料)です。
16時半頃到着しましたが、なかなか混んでいて、入り口近くのエリアにテントを張りました。
買い物に行った後、奥の方の川沿いが空いてたのでテントをそのまま担いで引っ越しました。
いろんな施設が併設されてますが、キャンプ場はすこし離れていて静かです。
しかも橋を渡り、歩いてハイウェイオアシスまで行くと、
お風呂まであります(大人600円)。
さあ、お風呂に入ってさっぱりしたら孤独な宴です。
キャンプめしを、ざっと考えては来たのですが、近くの小さなスーパーでは買えない物もありました。
とりあえず1品目はコンビーフをキリキリと空け、
マヨネーズと混ぜて椎茸に詰め、フライパンで蒸し焼きにします。
(本当はガーリックバターで炒めて蒸すんですが)
うつなつ
それでもメチャ美味い!
酒は今日もチョーヤの梅酒。
冷えたビールも飲みたいんで、そのうちなんとか工夫してみましょう。
酔っぱらったので、あとは味噌汁とバナナを食べて寝てしまいました。
地面が凸凹もなく周りも静かだったのと、前日の寝不足もあり、
21時から4時半までかなり熟睡しました。
2日目(6 / 12)徳島 〜 自宅
落合峠(1,520m)そして矢筈山(1848.5m)へ
サクッと撤収して、今日も5時過ぎに出発です。
雨が降ったらそのまま美馬オートランドに直行しようかとも思ったのですが、
降ってないので逆方向の南に向かいます。
北を見ると、雲の下が吉野川、向こうの山の右の方が美馬あたりですね。
吉野川を離れて登り坂を約1時間走り、たどり着いたのは、
落合峠(標高1,520m)
県道でアクセスも悪いのであまり知られてない様ですが、標高が高いだけあり、南北ともに眺めが良いです。
峠にカブを停めて、更にここから矢筈山(やはずやま)という山に登って行こうという計画。
午後は美馬のレースを観て、その後自宅まで帰るんで、
うつなつ
ん〜なかなかハードかも〜
でも言ったからには実行したい
ただ1つ重大な誤算がありまして。
ササ原をかき分けて登って行くので、朝露でズボンがビショビショになる。
始めは膝から下くらいだったのですが、そのうち太ももから下まで濡れてしまいました。
しかも今回のツーリング、ズボンは仕事で履いてるチノパンなので足に絡みます。
こんな時の為にもスパッツがあるんだなと実感。
林間地帯を抜け、
大岩の脇を抜けたら、
矢筈山頂上(1848.5m)です、カブから1時間半ほどでした。
残念ながら頂上はガスで展望効かず、一休みしてピストンで下山します。
それでも下山途中には青空も見えました。
四国8位の標高らしいんで、やっぱりなかなか高いです。
ふと気づくと、もうセミが鳴いてる、、、
なんというセミかは判りませんが、探してみたらやっぱり、
抜け殻発見!なかなか高地生まれのセミですね。
カブが見えてきました。
汗を拭いたら美馬に向かって出発です。
でも、なんかポツポツ降ってきました。
美馬オートランドへ、そして雨の中帰宅
雨がポツポツと降る中、美馬オートランドに到着しました。
ユ〜セ〜さんと話してる所をへなぴこさん撮影。
顔がむくんでるのはヘルメットと寝不足のせいです(たぶん)。
思ったより早くて、知り合いが多く出るBクラスにはまだ時間があります。
とりあえず軒を借りて昼ご飯。
昨日買った日清焼きそば大盛り1.5倍というのを作ったら、ホントに大きくてフライパンから溢れそうでした。
Aクラスは台数も少なめでコースも難しいので、なかなかバイクが帰ってきません。
雨もだんだん降ってくるし、登りとか大変そうです(けど他人事)。
短縮されたらしくて、早めにBクラスが始まりました。
エントリーは45台。
試走1周が始まったと思ってたら、
なんとそのままローリングスタート。
うつなつ
デイトナかっ!
アナウンスはしてた様ですが、皆のプッシュ具合からすると知らないライダーも多かったみたいです。
半周くらい違ったライダーもいたので、やっぱフラッグスタートが良いですね。
雨が続くのでせっかく持ってきたデジイチも仕舞って、
遠くも行かずスタート近くで観ていたのですが(実は待ってる間に眠くなってきた)、
やっぱり走らずにこちら側にいると、100倍くらいつまらん!
まあ今回自分が選んだ事だからしょうがないけど。
30分くらい観戦して、家に向かうことにしました。
憂さを晴らすべく、大歩危小歩危あたりをカブでキリキリと激走(といっても知れてるが)、
タイヤ細いのでコーナーのマンホールの位置には過敏になって走りました。
20時半頃まだ雨が降り止まぬ中帰宅。
こんどレース場に行く時は、やっぱエントラントでと、改めて風呂の中で誓いましたよ。
でもツーリングも楽し、キャンプも楽し、登山も楽し。
- プランをつめこみすぎるとしんどい、、、
- でも旅行先の登山はなかなか良いなぁ
- 調味料は買っとかないと、田舎のスーパーでは少ない
- やっぱレースは観るより出るもんです!