カブ110で晩秋の阿蘇へ(2018)

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過去のツーリング記事をリライトして、旧ブログから転載したものです

九州はGWや夏に行くことが多かったですが、初めて?秋に行ってみました

うつなつ

うつなつ

秋の九州・阿蘇もやっぱり良かったです

きっかけは、雑誌「BikeJIN」の阿蘇ラリー帳

12のチェックポイントを廻る企画で、今年もう一回九州に行きたかったので乗っかりました。

  • 2018年11月9日(金)〜 11日(日) 2泊3日
  • 高知・愛媛・大分・熊本
  • スーパーカブ110
  • 走行距離 802km
  • 費用 約15,000円
  • ソロツーリング

1日目(11 / 9)自宅 〜 ムーンビーチ井野浦キャンプ場

仕事後、夕方の出発

我が家は四国の端っこにあるんで、

九州や本州へ遠出するときは途中で前泊したりします。

関西に向かう時は、徳島県の美濃田の淵キャンプ場や、

広島に行ったときは、西予のお友達の家に泊めてもらったりもしました。

今回は、フェリーに乗る佐田岬の三崎港の近くにキャンプ場があるらしいんで行ってみます。

仕事から帰って、夕飯食べて、シャワー浴びてたら20時近くになってしまいました。

荷物を固定して出発!

今日は 四万十川沿い~西土佐~三間~宇和~八幡浜 の直球コースで行きます。

広見町の道の駅にて 夜見たらなかなか不気味

それほど寒くなさそうなんで、冬用でないパーカーにフリースで来たのですが大丈夫かな?

三間を過ぎて仏木寺の前まで行ったら、歯長峠がまだ通行止!

迂回して国道56号に出て、宇和を超え、八幡浜を超えて、

夜の佐田岬もガシガシ走り、

三崎港に23時過ぎに到着しました

車が2台ほど。

実は23:30発の最終便に乗ることも最初考えたんですが、

うつなつ

うつなつ

九州に渡ってからキャンプする適当な場所を見つけられなかった、、、

フェリーに乗らず、港から15分走ったムーンビーチ 井野浦キャンプ場にやってきました。

はい、やっぱこの季節は誰もいないですね!(笑)

トイレとかシャワーの建物がいろいろある分、無人だとすこし不気味な感じです。

風も強い中テントを張って、シュラフにもぐり込みました。

夜食にセブンイレブンのカレーパンを食べて就寝。

本日の走行 142km

2日目(11 / 10)ムーンビーチ井野浦キャンプ場 〜 阿蘇坊中野営場

タララッタッター!(ドラクエ風)

翌朝6:30。

カメラの感度上げてるけど、実際はまだかなり暗いです。

撤収して三崎港に行ってみたら、もう車が一杯。

バイクはこの後BMWが増えて4台だけでした。

7:30の出航になって、船上の人となりました。

九州上陸

いつもの事ながら、乗船時間1時間10分はあっという間。

上陸前にラリー帳を持って記念撮影

今回チェックポイントでラリー帳を持って写真を撮らなきゃいけないんで、

しかめっ面をしたおじさん(笑顔が苦手)が出てますがご容赦ください。

9:00に佐賀関港上陸、さあ、走るぞ〜!

佐賀関港を出たら右へ、R197を行きました。

大分市をかすめるあたりで少し迷ったものの、R442からK412(豊後街道)へ。

だいたいこの手の旧道は、カブ&私好みですね。

気持ちよく走って、1つ目に決めたミッションポイント三愛レストハウスにやって来ました。

ラリー帳が逆だよ(笑)

125cc以下の良いところは、いろんな料金が安い以外に、

ナンバー見て「四万十市から来たんか」とよく声をかけられる事ですね。

少し南に走って、第2のポイント、池山水源に向かいます。

看板で曲がったけど、「いいの?この道で」といった狭さ!。

好きなくせに

ジロさん

ジロさん

うつなつ

うつなつ

バレたか、、、

光るススキと路面の落ち葉がイイ感じです。

池山水源は当然ながら水がきれい。

ペットボトルにでも汲んどけば「コーヒーとお湯割が美味しかったのに」と、夜に悔やみます。

そこから一旦、三愛レストハウスに戻って北西に向かい、ファームロードわいたに入ります。

この道もなかなか良くて、アップダウンは少しきついけど、少し狭めの高原道路といった感じ。

気持ち良く走って杖立温泉にやってきました。

温泉街にかかる通路の橋が3つめのポイント。

絵馬がいっぱいで、風にカラカラと揺れてます、くまモンや魚型の絵馬も多し。

残念ながらツッコめる絵馬を吟味する時間はなかったです。

橋の下にあるのが無料の元湯と、湯上りの方が教えてくれましたが、

湯冷めしそうなのと、先を急ぐのでここは入りません、残念!

杖立温泉からは阿蘇に向けて南下します。

4つめのポイント、道の駅小国ゆうステーション

その名の通り、昔の終着駅の跡地らしいです。

逆台形のミラーな建物が素敵!

さらに南下して5つめのポイント、南小国町観光物産館きよらカァサへ。

こんどはピラミッド型

名物のジャージー牛のソフトクリームも食べずに出発。

実はこの時点で14時前。

次のチェックポイント、あかうし丼を食べる予定の『いまきん食堂』が15時までなんで焦ってました。

でも急いでも、空腹でも、楽しい!

うつなつ

うつなつ

知らない場所、知らない道、いい天気、快調なバイク、自由な心、ほらこんなに揃ってるし

まあ、余裕があって寄り道できるのがベストやけどな

ジロさん

ジロさん

今日はあか牛丼食べられず、、、

大観峰を横目に外輪山を下って、

目的の『いまきん食堂』までやって来ましたが、

まさかの約90分待ち!断念して明日にします。

ここでのもう1つのチェックポイントの、大きな椅子のオブジェを撮影。

そのまま阿蘇山に向かってパノラマラインを登ってゆきます。

同じ場所、カブの左右から

GWに来た時は中岳火口まで登ったけど、今回はそのまま南阿蘇まで抜けて、

7つめのポイント、道の駅あそ望の郷くぎのへ。

なんか丸太切りとかのイベントやってますね。

レストランと『あか牛の館』という、あか牛専門の高級な店があったけど、どちらにもあかうし丼は無し。

うつなつ

うつなつ

午後3時半になるけど、まだ昼メシが食べられない、、、

ヤケクソで「サーロインステーキ定食」4,140円でも食べようかと思ったけど、

財布の中身を考えて自粛しました。

さて、本当はここからケニーロードを走ろうかと思ってたけど、思案します。

あのキング・ケニー(8耐見に行った!)の名がついた道路なんで、今回かなり走りたい道ではあったんですが、

まだ残照のあるうちにキャンプ場に着きたいのも事実だし、どうせなら気持ちに余裕がある時に走りたい。

今日はあきらめて、そのまま西に向かい、8つ目のポイント俵山交流館 萌の里に行きました。

おっさんとコスモス「萌え〜?」

空腹に耐えかねてあか牛串(500円)を食す。

ピンボケ〜

売店のお姉さんが丁寧に温めてくれて、とても美味でした。

キャンプ場へ

そのまま北に向かい、阿蘇山の西側から北側を走り、パノラマラインをもう一度走って、

今夜のキャンプ地、阿蘇坊中野営場へ

テント1張+管理費で1,000円なり

サイト全体の写真撮り忘れたけど、そこそこ人がいます。

バイクも6〜7人くらい?

サッサと設営してお風呂と買い出しに行きます。

街へ下って行く途中、牧草地の夜空が美しい

でも実はこの時点でかなりの寒さ。

さすがに標高が高い阿蘇の、さらに3合目にあるだけのことはあります。

パンくん&ジェームスで有名になった「阿蘇カドリー・ドミニオン」の脇を通って、

キャンプ場で勧められた阿蘇ビラパークホテルへ

日帰り温泉(550円)で温まった後、フットマーサッジをして疲れを癒します。

さてさて、あとは昼もロクに食べられなかった胃袋を満たして、明日への鋭気を養わなければ

風呂でくつろいだ後、ちゃちゃっと買い出しして、キャンプ場に戻って来ました。

時間は19時半、これから夕食です。

今回小さいながらも、コンロになる焚き火台を持ってきたので初使用。

かなり昔、ネイチャーストーブで杉の葉とか燃やした時に、

煤でコッフェルが一気にブラックコーティングになった記憶があって、

それ以来、焚き火の調理は避けてましたが、やっぱ焚き火はしてみたい。

買い出しの際に竹輪型の炭を買ったら、これがなかなか煙も出なくて良いじゃないの。

炭は4つ入りなんで、残りはキャンプ場のコンロから拾った炭で補完してます。

火が落ち着いてきたので、担々うどんを作って食べました。

うつなつ

うつなつ

もう難しいことしない!寒いから汁物が一番

飲み物も、持参した大分麦焼酎と自作の梅干しでお湯割り

ツマミは前回買って美味しかった地元の炭火焼き鳥を今回も買いました。

デザートと食後のコーヒーまでちゃんといただいて、マッタリしました。

もう気温はかなり下がってきたけど、小さくても火があると心強いです。

結局持ってきたガソリンコンロは使わずに済みました。

煤を気にするなら、焚き火台本体の汚れはともかくとして、

焚き火は木材を使用、調理はしっかりと熾火にするか、炭を利用して使い分ければ良さそうですね。

かなり寒くなって来たので22時頃テントの中に。

便利なんでトイレと炊事棟の間にテント張ったけど、

夏ほどではないにしても、洗い物に来るカップルとかが意外に賑やかで、これは自分も悪かったなと反省。

うつなつ

うつなつ

でもやっぱり夜中にトイレは2回行った

本日の走行 295km

3日目(11 / 11)阿蘇坊中野営場 〜 自宅

秋景色の箱石峠へ

翌朝は6時半ごろ起床!

朝食はやっぱ、地元色あるラーメンです。

美味しかったです

のんびり朝食、のんびり撤収して8時頃出発。

今日は残りの4つのチェックポイントをクリアすべく、

まずは阿蘇山の東側を南に下って、R265の箱石峠を目指します

ススキが朝日に光って綺麗です。

阿蘇周辺って、ワイディングも素晴らしいけど、信号が少ないのが良いですね。

昨日大分市周辺で大きく時間をロスしたのとは大きな違いです。

箱石峠を下って突然現れたのが、今日1番目のミッションポイント、月廻り公園

阿蘇五岳の中の、右が根子岳で左が高岳かな?

広々とした芝生なので、本当は年甲斐もなくジャンプした写真が撮りたかったけど(笑)、

朝なのに車が途切れることなく、恥ずかしくて断念しました。

高千穂方面に向かうR325を少し東に進み、今度は北に向かってR57に戻る道を走ります。

地図にも道路番号は出てないんだけど、林道阿蘇東部線というらしいです。

直線なのにジェットコースターの様に道路が上下してたり(走るの楽しいと写真を撮ってないんだよな)。

突然ツリーハウスと呼ぶには巨大すぎる物体が現れたり、

必然性の不明な屋根付きの橋が出てきたりします。

マディソン郡?

この林道の終盤近くにあるのが、10個目のミッションポイント波野駅です。

我が家の近所でもよく見るような無人駅だけど、実は九州で一番標高の高い駅らしい。

標高は754mらしいんで、有名な小海線の野辺山駅(1,345m)に比べたらかわいい物です。

四国はどうなんだろうと思って検索してみたら、

なぜか繁藤駅(347m)と卯之町駅(208m)の両方の結果が出てきます。???

意外に低いねー。

念願のあか牛丼を食す!

R57をまた内牧方面に戻り、今日もやって来ました。

いまきん食堂

開店30分前なのに人がいっぱい、とりあえず番取りしました。

45分くらいはかかるということなので、町内を歩いて散策。

近くの寺には銀杏の大木があって、夏目漱石の「二百十日」に出てくるらしく記念碑もありました。

さらに街中歩いて、温泉地にありがちな懐かしい駄菓子屋があったので入ったら、

この店がかなり充実してて、懐かし物のオンパレード!

娘たちへのお土産をここで済ませました、射的場まであった。

いまきん食堂に戻って、約1時間待ちで入店。

注文はもちろん、あかうし丼1,680円です。

この旅1番の贅沢。

うつなつ

うつなつ

まあ、どう考えたって美味いよね

柔らかさも絶品やったな

ジロさん

ジロさん

ワサビや、麹胡椒の調味料や、漬物、汁物もキッチリ手抜きなしの感で美味しいです。

長く続く店、人気の店にはそれだけのものがありますね。

でも1人だから1時間で入れたけど、家族連れが2〜3時間待ちというのは、、、。

帰って調べてみたら、じつはちゃんぽんも絶品らしい。

次は平日に行って食べてみたいですね。

あか牛丼が11番目のミッションだったので、残すはだご汁だけです。

10kmほど西に行った人気店、あそ路で定食を食べようと思ってましたが、

行列が予想されるし、帰りのフェリーも気になる。

5秒熟考した結果の結論は、、、

道をはさんだ前の店への、まさかのハシゴ。

この『めしのやまいち』もおいしい人気店らしいです。

この店でやまいちセット(たか菜めし+だご汁)を食べて、

めでたくミッションコンプリートとなりました!

お値段は600円で、漬物全種は食べ放題とリーズナブル。

あか牛丼が大盛りじゃなかったから良かったけど、だご汁がなかなかボリュームがありました。

店を出たら時間は13時、お腹張ったら眠くもなってきたんで、もう家路を目指します

そのままR57を東へ向かい、竹田市でGWに登った岡城址を見上げながらR502に入り、

臼杵市を抜けて、佐賀関港には15:30ごろ着きました。

予約は17時のフェリーでしたが、1便早い16時のに乗れました。

四国が近づくに頃には、太陽も沈んでいきます。

あとはフェリーから吐き出された車の群れを抜きつつ、我が家を目指し、

21時頃自宅着となりました。

うつなつ

うつなつ

あ〜楽しかったな〜!

走り残した道もあるし温泉成分も不足だったんで、九州にはまた何度でも行きたいな〜

ジロさん

ジロさん

本日の走行 365km

今回の感想
  • 晩秋の九州もとても良かった、でも温泉入ったら湯冷めしそう、、、
  • 実質2日で12チェックポイントはキツイ、やっぱ3日は欲しいところ
  • やっぱ焚き火いいかも
  • 箱石峠がとてもきれいで印象に残りました
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