何度かブログにも書いてますが、定年後(予定では5年半後)の夢の1つが、
うつなつ
東海道・中山道の歩き完歩旅
龍馬さんも志士たちも、弥次喜多も大名も歩いた(大名は歩いてないか)、
旧街道を味わいながら歩いてみたいと思っています。
練習と問題点の洗い出しも兼ねて、それまでに四国を少しずつ歩いてみる予定。
一昨年の11月、自宅からスタートしてまずは2日歩いてみました。
うつなつ
1年以上経つのに続きが歩けてないね、、、
1日目はもちろん自宅スタートで、四国を時計回りに足摺岬方面へ歩いてみました。
- 2020年11月21日(土)〜 22日(日) 1泊2日
- 高知(四万十市〜土佐清水市)
- 歩行距離 47km
- 1人
現在自分の持っている道具で軽いものをチョイスしましたが、33Lのリュックが割とパンパンに。
11月という季節柄、服が意外に多くなってしまいました。
重さも8kg超と、とてもウルトラライトハイクとは言えない状態。
銀マット横付けは山では厳禁ですが、ほぼ舗装と遍路道なので妥協して出発です。
目次
1日目 自宅 〜 大岐海岸(土佐清水市)
まずは四万十川の河口近くまで
11/21の土曜、8:00にリュックを背負って自宅を出発しました。
夜のウォーキングでも歩いてる後川の堤防に上がり、四万十川合流まではこの左岸を歩きます。
堤防の中段を歩いてるんだけど、少し川側(右側)に傾斜してるのが意外に気になります。
車が走らない場所になってからは、堤防の上を歩きました。
四万十川の最下流に架かる四万十大橋に到着、この橋を西に渡ります。
巨大魚アカメのモニュメント。
四万十川のアカメは「釣りキチ三平」にも出てたな
ジロさん
ここから4kmほど先は四万十川河口。
河口には今でも渡し舟があり電話したら乗れますが、
うつなつ
こんなエセ遍路が乗るのは申し訳ない
難所、伊豆田峠遍路道へ
今のところ、慣れないリュックの重さは気になるものの、特に身体に痛い箇所もなく順調です。
事前に調べてたので、なるべく本来の遍路道を歩いてます。
国道の歩道を歩いて、脇を車にビュンビュンと走られるのとはだいぶストレスが違う。
11:00頃、今日1番の難所と思われる、伊豆田峠にやってきました。
R321のトンネルを行かず、右の旧道に入ります。
旧道を進むこと1.5km、心霊スポットでもあった旧トンネルは埋められてるんですが、
さらに右の旧旧道(かなりダート化してる)に少し入ったところが遍路道入口。
バイクで通る際に横目に見て、整備されたのは知ってたけど歩くのは初めて。
古いお地蔵さんや道標があるので、本当に昔使われてた道のようです。
登りはキツかったけど以外と短かった。
峠付近には店があったらしき広場があり、割れた陶器とかもありました。
登りと比べて下りは思ったより長かったです。
竹や木が倒れたり、猪が掘り返して荒れた場所も多く、だんだん足に負担が来てるのが分かります。
真念庵に寄ってから昼食
舗装に出て三原村との分岐に到着。
少し先が真念庵です。
今は無人で、今年建て直されたお堂と(写真忘れた)お地蔵さんが並ぶだけの場所ですが、
江戸時代前期に真念さんという方が建てた由緒ある場所なんです。
善根宿と荷物置き場を兼ねており、足摺の金剛峰寺から戻ったお遍路さんは、
荷物を受け取って三原から次の延光寺(宿毛市)に向かったらしい。
真念さんは足摺岬までの7里に、道標として丁石も350基(!)立てたとか。
多くは道路工事で失われたようですが、今でも遍路道沿いに見ることができます。
「作」と「勝南」の字が見えるので、作州勝南郡(岡山県)の方の建立でしょうか。
もう13時近いのでそろそろお昼にします。
昼食は国道沿いの「LUCE」というお店で食べました。
きれいな店が出来てるなと思ってたけど初めて入った。
店を出るときには、お接待のお菓子まで。
うつなつ
これは有難いので遠慮なく頂きました
エセ遍路やけどな
ジロさん
ここからは、しばらく特に大きなアップダウンはありません。
お店も無いので、下ノ加江という地区のローソンで買い物&休憩。
キャンプ地の大岐浜へ
ほぼR321沿いのルートなのですが、やはり集落内の遍路道を歩いて国道を避けます。
久百々という地区を歩いていた時の事、帽子嫌いなんだけど南西に歩いてるので太陽が眩しく、
日なたは被り、日陰はポケットに入れて歩いてたら、帽子がポケットから落ちたみたいで、
10mくらい歩いたところで、前方から来たご老人に大声で教えていただきました。
うつなつ
数キロ歩いてから気づいたら悲惨でした
自宅から約30km、サーフィンで賑わう大岐の浜に到着。
時間は16時過ぎ、この先のトイレがあってテントが張れそうな、
以布利や窪津という地区までは、明るいうちにたどり着けそうにないので、
少し早いですが、ここでテントを張る事にします。
国道から降りた駐車場は、サーファー&キャンパーで意外に密なので、
橋を渡った砂浜の、一段高い場所を今夜の宿とします。
まだまだ海にサーファーも多かったので、1時間ほど待って暗くなってから設営。
本日の実歩行。
歩き終わってみると、やっぱかなり足が痛いです。
うつなつ
もうトイレ以外は行きません!
テントの前室で夕食も作ります。
20時くらいから就寝しましたが、予想どおりなかなか潮騒の音が大きい。
でも連続した音は、車の騒音とかと違って耳が慣れる気がします。
0時頃トイレで目が覚めたら、寒さも中々だけど、
自分が見た中ではベスト3に入る星空。
高感度が苦手なカメラと腕もあって、なかなか上手く撮れないですが。
ふと駐車場に並ぶ多くのお地蔵さんを思い出し(この浜は離岸流で水難が多発)、
ちょっと怖くなりましたが、夜中に足音とかは聞こえませんでした。
1日歩いてみた今日の感想
うつなつ
内燃機関(エンジン)ってスゲー!
後編はこちら⬇︎